Saturday, June 04, 2016

書物、その自由なるもの

Wikipediaの「著作権延長法」の項目を見ていて、プロジェクト・グーテンベルクが頓挫してしまっていることを知った。 それから、本家公式でもちょっと触れられているけれど、TPPが回りだしたらやっぱり一悶着ありそうで。 本来作者とそして読者を守る仕組みだったはずなのに、なんともなぁ。 グーテンベルクの印刷技術による「書物の大量生産」という現象は、教会からの知識の解放をもたらした。 けれど、そのはじめの1冊は聖書だったというのが皮肉であって。 それに通じる因業めいたものをおぼえてしまったような気がする。 あとなんとなくこの過去の記事と関係があるような気がした。